TeraPadを使ってMMEのパラメータ編集しよう!

   

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前回、ExcellentShadowのSSAOとHgSAOのパラメータの変更について、説明しました。

【MME】ExcellentShadowのSSAOとHgSAOの高品質パラメータ変更の仕方

メモ帳でも変更できると説明しましたが、やはり色分けをしていないと見づらいものです。私は現在、「sublime text」を使ってエフェクトを書いています。「sublime text」は、パッケージのインストールで非常に多機能になりますが、最初に日本語化するのが面倒で少々敷居が高いと思います。

そこで、国産ソフトの「TeraPad」でしたら初めから日本語のため操作もしやすく、シンプルなので迷うこともありません。MMEのパラメータ変更する程度であれば、十分だと思います。

今回は、「TeraPad」の設定をMMEエフェクトのHLSL言語に対応させて、パラメータを変更しやすくする方法を説明します。

TeraPadの特徴

TeraPadのサイト
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/library/tpad.html

最新バージョンは、Ver.1.09

TeraPadはシンプルなテキストエディタです。主な機能は下記の通りです。

・行番号, 桁ルーラー表示
・画面分割
・D&D編集
・IMEの再変換に対応
・元に戻す, やり直し
・HTML, Perl, PHP, CSS, Ruby, C/C++, VB, Delphiなどの各種編集モード
・引用行のカラー表示 (「>」「>」など任意の引用符を設定可能)
・URL, メールアドレスのカラー表示と関連付けされたソフトの起動
・外部プログラムの起動 (コマンドラインへファイルパスを渡せる)
・DDE通信によるWWWブラウザでのプレビュー機能
・TAB, 全角空白, 改行, [EOF]マークの表示
・矩形選択
・禁則処理
・標準入力の取り込み
・TAB, 空白インデント編集 (矩形選択時も可能)
・文字コードの自動認識 (認識したコードで保存可能)
・排他制御
・検索, 置換機能
・オートインデント (Shiftで切替可能)
・テキストの印刷 (コマンドラインパラメータ「/p」で印刷可能)
・印刷プレビュー

動作環境は、「Microsoft Windows 95/98/Me/NT4/2000/XP/Vista/7/8 の動作する環境」となっており、Windows機であれば基本的に動作するとおもいます。

シンプルながらも、画面分割や各種編集モードもあり、MMEエフェクトの編集、作成においては、メモ帳で作業するより数段快適に作業出来ます。

 

TeraPadのインストール

TeraPadのインストール方法は、2種類あり、どちらでも好きな方をお選びください。

  • インストーラ付きをダウンロードして、インストール
  • Zip圧縮版をダウンロードして、適当なフォルダに解凍

TeraPadのDLの説明画像

どちらを選んでも機能的には変わりありません。ちょっと試す程度であれば、Zip圧縮のほうが簡単でしょう。

Zip圧縮版圧縮の解凍については、説明を省きます。MMEエフェクトを編集するような方であれば、MMDなどもダウンロードして解凍して作業していると思いますので説明は不要でしょう。

インストーラ付きでのインストール方法はこちらで詳しく説明してありますので、参考にしてください。

TeraPadのインストール – Windows8の使い方
http://pc-karuma.net/windows8-terapad-install/

 

TeraPadの設定

では、TeraPadを起動してみてください。

TeraPadのファイル実行

起動したら、エフェクトをファイルを開いてください。しかし、そのまま「ファイル→開く」にすると拡張子が登録されていないので、少々面倒です。なので、一番簡単な方法はエフェクトファイルをドラッグアンドドロップして開く方法。

TeraPadにeffectファイルをドラッグアンドドロップ

すると、こんな感じでエフェクトファイルを開けると思います。こちらの画像では、G_Shaderのエフェクトファイルを開いてます。

TeraPadでeffectファイルを開いた画像

編集モードを「C/C++」へ

このままだと、メモ帳と変わらないので、「表示→編集モード」「C/C++」を選びます。すると、コメント行などが色分けされます。

TeraPadの編集モードを選ぶ

 

コメント行に色が付くだけで、かなり見やすくなると思います。今回、分かりやすいようにキーワードを赤色に変更しています。変更方法は、後ほど説明します。

TeraPad編集モード変更後

MMEエフェクトに使用してるHLSL言語はC言語ベースですが、HLSL言語独自の記述があります。そのため、そのままだと一部の関数や変数などが対応しておらず、中途半端な色分けになっています。

TeraPad一部変数に対応してない

キーワードの追加

そこで「C/C++」のキーワードに、HLSLの関数や変数を追加しましょう。これで、より見やすくなります。

今回、追加するキーワードは用意しましたのでこれをコピー&ペーストするだけです。

では、まずはじめに「表示→オプション」を選びます。

TeraPadオプション選択

すると、このようなオプションダイアログが出てきます。

TeraPadオプションダイアログ

「色」のタブを選び、「C/C++キーワード」を探して左クリックしてください。そして、「キーワード編集」を左クリック。

TeraPadキーワード編集を選択

すると、下のような「キーワードファイル”cpp.kwd”を作成します。」というダイアログが出てきますが、「OK」を選びます。

 

TeraPad キーワードファイルを作成

「OK」を選ぶと、新たにTeraPadが開きます。この”cpp.kwd”というのが、キーワードを設定するファイルとなります。

では、ここにキーワードをコピー&ペーストしてキーワードを追加します。

追加するキーワードはこちらです。かなり長いので注意してください。

int2
int3
int4
int2x2
int3x3
int4x4
float2
float3
float4
float2x2
float3x3
float4x4
technique
texture
texture1D
texture2D
texture3D
textureCUBE
sampler
string
pass
MinFilter
MagFilter
MipFilter
AddressU
AddressV

abs
acos
all
any
asfloat
asin
asint
asuint
atan
atan2
ceil
clamp
clip
cos
cosh
cross
D3DCOLORtoUBYTE4
ddx
ddy
degrees
determinant
distance
dot
exp
exp2
faceforward
floor
fmod
frac
frexp
fwidth
GetRenderTargetSampleCount
GetRenderTargetSamplePosition
isfinite
isinf
isnan
ldexp
length
lerp
lit
log
log10
log2
max
min
modf
mul
noise
normalize
pow
radians
reflect
refract
round
rsqrt
saturate
sign
sin
sincos
sinh
smoothstep
sqrt
step
tan
tanh
tex1D
tex1Dbias
tex1Dgrad
tex1Dlod
tex1Dproj
tex2D
tex2Dbias
tex2Dgrad
tex2Dlod
tex2Dproj
tex3D
tex3Dbias
tex3Dgrad
tex3Dlod
tex3Dproj
texCUBE
texCUBEbias
texCUBEgrad
texCUBElod
texCUBEproj
transpose
trunc

こちらを、”cpp.kwd”にペーストして追加してください。一行毎に、キーワードが入るように注意してください。また、元々入っているキーワードを消さないようにしてください。

TeraPadキーワードファイルにコピペ

全てコピー&ペーストしたら、上書き保存して、ウィンドウを閉じてください。

さらに、オプションダイアログも「OK」を押して閉じてください。

これで、先ほどまで対応してなかった一部の関数や変数なども強調されます。

TeraPadキーワードとして認識される

拡張子の対応

ファイルを開き、編集モードで「C/C++」にすれば、色分けされるようになりました。

しかし、開くたびに毎回編集モードの設定をするのは大変です。

そこで、「C/C++」の拡張子に、MMEのエフェクトファイルの拡張子を追加しましょう。追加すると、開く際に自動的に「C/C++」になり、色分けされた表示になります。

では、また「表示→オプション」を選びオプションダイアログを開きます。

今度は、「拡張子」タブを選びます。そして、スクロールして項目の「C/C++」を左クリックで選びます。次に、「編集」を選んで、拡張子を変更出来るようにします。

TeraPad拡張子変更1

拡張子を追加するのですが、拡張子の間に「;」セミコロンが必要です。そこで、MMEエフェクトファイルの拡張子「*.fx」「;」セミコロンを頭に付けて、「;*.fx」を追加します。入力は、全て半角英数字で入力してください。

TeraPad拡張子変更2

追加したら、「更新」を押して、OKを選びます。他にも追加したい場合は、同様に「;」セミコロンを挟んでから追加してください。

これで、拡張子「.fx」エフェクトファイルと開くと自動的に「C/C++」の編集モードで開きます。

キーワードの色の変更

デフォルトですとキーワードは太字に強調されるだけで、少々見づらいと思います。そこで、色の変更を説明します。

「表示→オプション」を選び、オプションダイアログを開きます。

次に、「色」のタブを選び、「C/C++キーワード」を探して左クリックして選んでください。今度は、「キーワード編集」の上に、デフォルトだと「ウィンドウ文字」なっている所を選び、色を変更してください。とりあえず、好きな色を選んでください。

TeraPadキーワードの色変更

選んだら、「OK」ボタンを左クリックして、オプションダイアログを閉じます。すると、キーワードが指定した色に変更されると思います。

見やすく、あまり目の疲れない色に変更するといいでしょう。

最後に

プログラミングを行う際、プログラミングに適したエディタを使うと、非常に効率良く作業が出来ます。私はプログラマでないので、TeraPadで編集するよりもっと良いエディタがあるかもしれません。

しかし、とりあえずMMEエフェクトのパラメータを弄るのであれば、TeraPadのキーワードを設定する程度で十分使えます。一度設定をすれば毎回設定する必要も無く、次の作業から快適になります。

TeraPadのZip圧縮版は、レジストリの書き換えも無く、USBメモリに保存してどこでも持ち出せることでしょう!多分!!

これを機会に、MMEエフェクトの編集、または新しくエフェクトを作ってみませんか?

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Comment

  1. 柄杓 より:

    初めまして。MME編集はよくするのですが、あまりエディタにこだわったことがなかったので、試しにTeraPadを導入してみました。
    キーワードの登録や拡張子のなどは大変参考になりました。色がついて見えると便利ですね!

    • 下っ腹P より:

      試していただいて、ありがとうございます。
      一度、設定すれば快適になりますからね。興味があれば、「Sublime text」もおすすめします。

  2. 天飛帝 より:

    こんばんわ、メモ帳関係のフリーソフトで、私はg-pad使っています。
    詳しくはこちらのを参考にしてください。URL:http://mfactory.me/
    特に気に入っている点は、CVSファイルの読み込み、編集、書き込みが
    可能というところです。
    もちろん、プログラム用にも使用することが可能です。
    比較的開発が新しく、現在も改良が続いているところも魅力です。
    メモ帳では、ちょっとやりにくいなって方におすすめです。

    • 下っ腹P より:

      ありがとうございます。
      確かにCSVファイルまで扱えるのはいいですね。
      これはこれで今度試してみようと思います・

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